
閉じ込めたのは
夜明けを告げる
希望の光
[ 暁光(ぎょうこう) ] それは、闇夜を切り拓き、 新しい一日の始まりを告げる光。夜明けの希望の光。
これから新しいことが始まる時、
または、自ら何かを始めようと決意した時、
自信と希望に満ちた気持ちとともに、
この暁光(ぎょうこう)を楽しんでいただきたい。
雪深い山形において、奥羽山脈から流れる冷たく清澄な水と、透き通った空気の中で育った酒米を使用し、蔵人の手によって、大切に醸されたこの日本酒は、 そんなシーンで飲むのに相応しい仕上がりと自負しております。
これから始まる新しい時代に、そして、その一日一日に、
暁光(ぎょうこう)が明るい彩りを添えられることを願って。
楯の川酒造六代目蔵元
佐藤淳平

引き出される米の個性
山形が産んだ酒米[ 雪女神 ]
酒米の王[ 山田錦 ]を超えるべく
二〇一七2017年に産声を上げた地元山形県の酒米「雪女神」。
この地の威信をかけて創られた米をSAKERISEの幕開けを告げる
[ 暁光 ]の原料米として選びました。
透明感を生む精米歩合
自社精米が可能だからこそ米の磨きにもこだわります。
[ 雪女神 ]精米歩合十八18%。
約二週間もの時間を費やし雑味成分を含む米の外側を丁寧に取り除いていきます。
酒米の持つ透明感を表現する精米歩合。それが十八18%でした。
美しく上品な余韻
精米歩合二十20%以下の酒造りに早くから注力してきたことで培われた
繊細な感覚と卓越した造りの技術。
酵母の香りや特徴に過度に頼らない本当の日本酒の姿を追及したい。
その思いを、余韻という形に凝縮し、表現しております。
新しい時の
始まりを告げる酒
SAKERISEがお届けする
第一の光[ 暁光 ]。
伝統的な製法を大切に守りながら
時代に合わせて造り上げられた
新しい時代の日本酒です。
太陽が昇るその直前鮮やかに染まる空の赤。
希望の光をボトルに封じ込めました。
新しいことに挑戦するあなた自身に
背中を押してあげたい大切なあの人に
始まりの日本酒[ 暁光 ]を。
TASTING COMMENT ソムリエ太田氏が語る「暁光」
日本酒の楽しみ方は、決して一つではない。
SAKERISEでは、造り手の想いを届けると同時に、各分野のプロフェッショナルにテイスティングコメントをいただくことで、幅広く奥深い日本酒の魅力をみなさまにお届けします。

テイスターのご紹介
太田 賢一 氏
フレンチレストラン ル・シーニュディレクター/ ソムリエ
レコール・デュ・ヴァン講師
太田氏は、名門ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」で講師を務める他、ワイン雑誌のテイスター、イベントのプロモーション等幅広く活動されています。
外観は、透明感があり、淡い輝きをもつクリスタル。
躍動的に立ち上がるルビーグレープフルーツ、柔らかく広がる和梨や花梨のコンポートとつきたての餅の香り。
陳皮(みかんの皮)、乾生姜といったオリエンタルスパイスに加え、木の芽(山椒の新芽)の清涼なアクセントも感じます。
空気との接触が進んでいくことで、桜の葉や海風の香り(ヨード)がほのかに漂い始めます。
清らかな口当たり。
瞬く間に端正な骨格が浮かび、その内側では抑えられた甘み、しなやかな酸味と緻密な旨味が絶妙に絡み合います。
壮大なスケール、それでいてどこか抱擁されるような温もり。
ひんやりと澄んだ朝の空気、海、大地、生命を柔らかく包み、明るく照らすようなダイナミズムを覚えます。
おすすめの温度は10℃。 中庸の白ワイン用グラスにて。
例えば、ロブマイヤー/ バレリーナⅣ、ザルト/ ユニバーサルグラスなどで飲んでいただくのがおすすめです。
昆布巻きで調理した、蒸しアワビと。
昆布の旨味成分であるグルタミン酸が、潮風、磯の香りを感じさせるアワビのヨード香と結びつく、和食の知恵と技術の結晶。 「暁光」が放つ魅力と溶け合い華麗な世界が開くことでしょう。
※写真はイメージです
山形牛フィレのステーキを岩塩でシンプルに、山葵や茗荷を添えて。
山葵や茗荷を添えることで「暁光」のスパイスや清涼感との接点が増え、面のペアリングに近づきます。 脂質に寄り添い甘みを引き出す酒質は、余韻に品格を与えるでしょう。
※写真はイメージです
OTHER GYO-KOU TASTING COMMENT その他のソムリエのコメント
日本酒に灯す、光
この無色透明な液体の中に、
いくつもの光が、
いくつもの色が、隠されている。
水、土、米、微生物、そして人。
関わるすべてが共鳴し合い
庄内の地で醸される7つの光。
始まりとしての赤、[ 暁光 ]。
SAKERISEが灯す
日本酒の光をご賞味ください。